母の日へ出荷最盛

更新農業生産

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鉢植えアルストロメリアの出荷準備をする唐木さん

伊那市上牧のTouky's Farm(トーキーズファーム)で、アルストロメリアの鉢植えの出荷が最盛期を迎えている。同市を管内とするJA上伊那はアルストロメリア生産量全国一の産地。出荷は切り花が中心で、鉢植えは同社だけが生産していて、全国的にも珍しい。「母の日」の贈り物として好評で、13日の当日に向けて、出荷作業が急ピッチで進められている。
同社では種苗メーカーから「母の日」需要向けの提案を受け、2008年から鉢植え出荷を始めた。JA担当者によると「アルストロメリアの鉢植え生産者は全国的にも数戸ではないか」という。
08年当初は約1000ポットの出荷量だったが、出荷量は年々増えていて、今年は約3000ポットを栽培する。品種はピンクや赤、黄色、白地にピンクの縁、濃淡さまざまなピンクなど7種類を栽培。2年に一度オランダへ視察に行き、日本人が好みそうな品種を選んでいて、年々種類が増えている。
鉢植えはJAを通じて、関東・中京方面に出荷される。事前注文で7割の販売先が決まるなど引き合いが強い。一部は地元のJA農産物直売所などにも出荷される。今年はJA職員や同市、県職員向けの販売が行われ、約300ポットの注文を受けている。
アルストロメリアの鉢植えは、手入れを上手に行えば、9、10月まで花を咲かせ、長く楽しむことができるという点も魅力だ。代表の唐木隆裕さん(47)は「これからも花屋などに積極的に提案をして、さらに販路を広げていきたい」と話している。

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