最新の農業新聞 上伊那の話題

おいしい新そばを、「しなの夏そば」収穫最盛期

更新“農業”への取り組み

JA上伊那管内で夏そばの収穫が最盛期を迎えている。5月上旬に約166haを作付け。生育状況は良かったものの、収穫間際の長雨の影響を受けた地域もあり、収量は昨年と比べやや減少する可能性がある。
7月20日には飯島町の(株)本郷農産で今季3回目の収穫作業が行われた。同社では32haの圃場で「しなの夏そば」を栽培。「しなの夏そば」は長野県の気候に適した品種で、茎が短く花をたくさんつけること。また、生育期間が短く種を撒いてから50日ほどで収穫できる特徴がある。
同社の中島勝幸代表取締役は「ぜひおいしい新そばを味わってほしい」と話した。
収穫は7月13日から始まり、8月上旬まで続く予定。収穫されたそばはJA全農長野を通して大手製粉会社へ出荷される。

おうちでも牛乳飲んで、小学校1年生に「ミルメーク」贈呈

更新“地域”への取り組み

JA上伊那管内の酪農家でつくる長野県生乳生産販売委員会上伊那地域酪農協議会は管内8市町村38校の小学校1年生1,550人に「ミルメーク」を贈呈する。
昨年度の管内の生乳出荷量は県内の20・6%を占める。贈呈は牛乳の消費拡大や児童の健やかな成長、牛乳に親しみ家庭でも飲んでもらうことを目的に今年度初めて取り組む。
7月28日には、箕輪町の箕輪中部小学校で贈呈式が行われた。同協議会関係者6人が参加。協議会会長を務めるJAの下村篤営農経済担当常務と同JA酪農部会青年部の根橋英一青年部長から、代表児童へミルメークと児童や保護者に向けたメッセージを手渡した。
受け取った児童は「とてもうれしかった。牛乳に入れて飲むのが楽しみ」と笑顔を見せた。
「ミルメーク」はコーヒーとイチゴ、バナナアソートの3種類の味が楽しめるセットとなっている。今後、他の小学校へは協議会のメンバーが手分けして贈呈していく。

JAを挙げて応援、肉牛農家応援セール第2弾

更新“農業”への取り組み

JA上伊那は7月23日、南箕輪村のJA農産物直売所ファーマーズあじ~なで「食べて!肉牛農家応援セール」を開催した。
これは、新型コロナウイルス感染拡大により、外食の減少など牛肉の消費落ち込みによる相場の大幅下落の影響を受ける管内の肉牛農家を応援する目的で開催。先月6月27日に続く第2弾。
今回は、同JAが上伊那管内の生産者から出荷された肉牛1頭分の牛肉を買い戻し販売。あじ~なでの販売のほか、職員向け販売も行い生産者を応援した。
上伊那産の「信州アルプス牛」の肩ロース、モモ肉、バラ肉の焼肉用や切り落としなど5種類を販売した。
店頭で、来店客に上伊那産牛肉のおいしさをPRした営農経済部畜産課の堀内実課長は「新型コロナウイルスの影響は
まだ心配されるが、JAとしても全力を挙げて生産者を応援していく。地域の方にも上伊那産の牛肉をたくさん食べてほしい」と呼びかけた。

初心者も安心な指導体制を確保、量販向け小菊新規栽培説明会

更新“農業”への取り組み

JA上伊那は、7月21日、伊那市のJA本所で量販向け小菊の新規栽培説明会を開催した。全農長野生産販売部野菜花き課の北沢高則監理役を講師に、年間の栽培スケジュールや作業内容などを説明した。
小菊はお墓や仏壇に供える花として需要があり、例年盆前の時期が需要のピークとなる。同JAでは、2012年から栽培を始め、現在約50人が栽培。2019年度は出荷数量、金額ともに過去最高となった。取引先からは出荷量の増加を希望する声があり生産者の拡大を目指している。
新規栽培者向けの説明会は、9月の定植に向け、毎年この時期に開催している。今回はこれまでで、最も多い21人が参加した。
量販向け小菊は、露地栽培のため、ハウスなどの初期投資が少なく、摘心も刈払機により一度に行うことが可能で初心者にも栽培しやすい。また、相対取引により、安定した販売で手取り確保につながるというメリットがある。
北沢監理役は「各地域の気候条件などに合わせて需要のピークに出荷できる品種を栽培してもらっている。定期的に講習会を開き、作業方法を説明しているので、初めての人も安心して挑戦してほしい」と栽培を呼びかけた。
新規栽培者には、8月下旬に土作りの講習会を開催する予定。

出荷初日を前に、ジュース用トマト出荷会議

更新“農業”への取り組み

JA上伊那野菜部会は7月17日、管内の4会場でジュース用トマトの出荷会議を開いた。
飯島町のJA飯島支所で開催された会議には生産者15名や食品大手メーカーカゴメ(株)の平林智授さんが出席。7月31日の出荷初日を前に規格や要領、出荷までの栽培管理について確認した。
ジュース用トマトは同JAが栽培を推進する品目のひとつ。同社と契約栽培し、全量を出荷している。あらかじめ買取価格が決まっているため収入の計算ができるほか、コンテナ出荷のため選別の手間がかからないなどの利点がある。
今年は上伊那管内640aの圃場で500トンを収穫、約2500万円の販売を目標に取り組んでいるが、長雨による日照不足があり例年より生育が遅れぎみ。
同社の平林さんは「上伊那のジュース用トマトは品質が良く糖度も高いので毎年期待している。今年は長雨で大変かと思うが、いいトマトを例年通り出荷してほしい」と期待した。

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