最新の農業新聞 上伊那の話題

アルストロメリア2年連続の10億円達成目指し

更新“農業”への取り組み

JA上伊那アルストロメリア専門部は10月9日、伊那市のJA本所で2019年度の販売取引会議を開いた。
この日は生産者40人と市場・種苗会社関係者、JA職員らあわせて約80人が出席。これから出荷が増えてくる時期を迎えるにあたり上半期の生産状況と下半期の販売方針を確認した。
上伊那はアルストロメリアの生産量全国一の産地。年間通した安定的な出荷を目指し、10年程前から夏場の継続出荷に力を入れ、近年は産地フェアなどにも取り組んでいる。その結果、2018年度は目標本数1,300万本には一歩届かなかったが、目標販売高10億円を達成。
今年度も1,300万本の出荷達成、販売高10億円の継続を目標に掲げた。4月~9月の取引実績は、本数、販売高ともに前年を上回っていて、目標達成に期待を寄せている。
木下穂積専門部長は「夏の出荷が順調で良いスタートがきれた。出荷本番の時期に入るので生産者の努力が報われるよう販売推進に力をつくしていきたい」と抱負を話した。

食味・収量コンバインで品質の向上を

更新“農業”への取り組み

長野県は10月11日、伊那市東春近の農事組合法人田原の圃場で「信州伊那谷スマート農業コンソーシアム」の第3回実演会を開いた。県やJA関係者、生産者ら約130人が参加。食味・収量コンバインと自動運転トラクターの実演を行った。
食味・収量コンバインは、刈り取りと同時に食味センサーでタンパクと水分の含有量を調べ、収量センサーで乾燥後の収量を予測する。
米はタンパク含有量が低い方がおいしいとされていて、刈り取り時にタンパク含有量を測ることにより、品質の良いものを選別することが可能となる。またGPSと営農支援システムを使用することで、圃場内の品質のムラを見える化し、翌年の施肥量の調整に役立てることができる。刈り取り時のデータ測定と施肥量調整を繰り返し、品質の向上と安定化が可能となる。
農事組合法人田原の酒井弘道事務局長は「データを見るだけでは増収にはつながらない。データをどう生かしていくかの検証をこれからしていかなければならない。と今後の課題を話した。
今年度の実証実演会は今回が最後。今回のデータを2年目の実証につなげていく予定。

会場が笑顔に/JA上伊那年金友の会「生きがい教室」

更新“地域”への取り組み

JA上伊那と、同JA年金友の会は10月17日、伊那市の県伊那文化会館で「生きがい教室」を開いた。会員同士の親睦を深め、生きがいづくりの場として毎年開かれていて今年で22回目。同会最大のイベントで、会員約1,000人が参加した。
当日は、会員らによるアトラクションの発表や「佐賀のがばいばあちゃん」の著者、島田洋七さんの講演が行われた。
アトラクションでは、5グループがハーモニカやダンスなどを披露。
島田洋七さんは「笑顔でいきんしゃい!」と題した講演を行い、つらいかもしれないが笑ったほうがいい「悲しい時に泣くな、嬉しい時に泣け」という、ばあちゃんの言葉を紹介。ユーモアあふれる話で会場を笑顔にした。
同JAの御子柴茂樹組合長は「今日の会を楽しんで、また来年も元気でお会いしましょう」と挨拶した。
同会は、同JAで年金を受け取る会員で構成されていて、会員数は現在約23,500人。年間通して開かれる各種イベントや誕生日のプレゼント、会員限定の金利上乗せ定期貯金などが好評で、年々会員が増えている。

おいしいお餅になあれ/園児らと稲刈り体験

更新食農教育

JA上伊那青壮年部西春近支部は10月9日、伊那市の西春近北保育園で園児と稲刈りを行った。
子どもたちが農業に触れる機会を増やすことを目的とした「チャイルドファーム21」活動の一環。この日は園児約80人が参加。5月に自分たちで田植えをした白毛餅の刈り取りを体験した。
青壮年部員に教わりながら、交代で稲刈り鎌を持ち一株ずつ懸命に刈り取った。約14aの田んぼのうち、0.5aを園児たちの手で刈り取り、はぞかけも経験。残りはバインダーとコンバインを使用した刈り取り作業を見学し、手作業と機械を使った作業の違いに「コンバインは早いね」と驚きの声を上げていた。
参加した園児は「鎌を使うのが楽しかったお餅にして食べるのが楽しみ」と感想を話した。
西村博文支部長は「稲刈りを通して、お米をたくさん食べてもらうきっかけになれば」と話した。
刈り取ったもち米は11月に同園で行われる餅つき大会で味わう予定。

JA上伊那フォトコンテスト/入賞作品決まる

更新“地域”への取り組み

JA上伊那は10月11日、「フォトコンテスト2019」の審査会を伊那市の本所で開いた。組合長賞(最優秀賞)に、箕輪町の松田栄子さんの作品「成長」を選んだ。
同JA誕生当時から続くコンテストで今年で24回目。上伊那の「農のある暮らし、魅力ある風景」をテーマに、季節感のある風景、生き生きとした人々の暮らしの様子などを映した作品を募集。県内外の61人から前年と同数の206作品が集まった。
日本農業新聞信越支局の飯島有三支局長を審査委員長に、JA役職員が審査し、入賞14点と来年のカレンダーに使う写真13点を決めた。
松田さんは「これまでは田植えや稲刈りに行っても遊んでいた息子が本格的にお手伝いをしてくれるようになり、頼もしく成長を感じた瞬間を撮影した。受賞できて嬉しい」とコメントした。
飯島委員長は「動きのある農作業風景で構図が良い。小さな子どもが真剣な表情で稲束を持ち、奥には作業をしている大人もいて、力を合わせて農作業をしている瞬間が切り取られた作品」と講評した。
表彰式は11月9日のJA上伊那まつり本所会場で行う。入賞作品は会場で9日、10日の両日に展示するほか、JA広報誌「る~らる」の表紙などさまざまな広報活動に使う予定。
主な入賞者は次の通り。
▽優秀賞=佐々木治郎(伊那市野底)平沢善博(宮田村)大野俊介(南箕輪村)▽新人賞=松﨑清人(駒ヶ根市下平)

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