最新の農業新聞 上伊那の話題

ヒマワリ迷路、園児汗まみれ

更新“地域”への取り組み

長野県のJA上伊那青壮年部西箕輪支部は8月上旬、地域の耕作放棄地に作ったヒマワリ迷路に、伊那市の西箕輪南部保育園の園児46人を招いた。園児たちは、黄色に輝く大輪の間を駆け回り、歓声を上げて楽しんでいた。
青壮年部が取り組む「チャイルドファーム21」活動の一環。地域の子どもたちが土に触れて農に親しんでもらおうと企画し、4年目。園児の目線でも花が楽しめるように背の低い品種を選び、6月上旬に同園前にある約12アールの畑に約6万の種をまいた。
園児たちは晴天の中、汗まみれになりながら、「楽しい」と大声を上げて何度も迷路に挑戦。「毎年、きれいなヒマワリをありがとう」と感謝を伝えた。この日は、部員が栽培したスイートコーンの畑にも招き、収獲体験もした。
同支部長の泉澤幸雄さん(42)は「植物がどう育っていくか知ってもらえたらうれしい。ヒマワリで夏を感じてほしい」と話した。

収獲や調理楽しむ

更新食農教育

JA上伊那伊那支所は8月上旬、准組合員を対象にした食農イベントを伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」で開いた。小学生や保育園児と、その保護者ら12家族36人が参加。収穫や調理体験を楽しんだ。
今年、12ある総合支所ごとに工夫を凝らして行う、准組合員向けイベントの一環。「地域農業の応援団」と位置付ける准組合員に農業やJAについて知ってもらう狙いだ。
同支所では、夏休みを利用して親子で参加してもらおうと、ブルーベリーとスイートコーンの収穫、ジャムとピザ作りをした。子ども3人と参加した女性は「夏休みの自由研究にも良いと思って参加した。楽しかった」と話した。
具体的な内容は、同支所の各部門の職員16人でつくる「行動計画プロジェクト」のメンバーが考えた。
プロジェクトリーダーを務めた同支所金融共済課の酒井啓さん(32)は「親子で楽しそうに参加してくれていて、よかった。若い世代に農業やJAを知ってもらう良い機会になったと思う」と手応えを示した。
プロジェクトでは「夏祭り」や「支所祭」も計画している。

にぎわう盆花市-販売前から行列

更新“地域”への取り組み

長野県のJA上伊那宮田支所生活部会と宮田村壮年連盟は12日、毎年恒例の盆花市を宮田村の同支所で開いた。
部会員や同連盟の会員、JA職員ら約45人が早朝から花束を制作。販売が始まる午前7時には客の行列ができ、2時間ほどで完売した。
販売したのはリンドウやユリ、アスター、小菊、オミナエシ、シマガヤなど約12種類、約9800本。アスターは同連盟が育苗し、同部会の部会員約80人が育てた。両者が連携して栽培する取り組みは、約50年間続いている。
同支所の伊藤きみ子生活部会長は「今年は天候に恵まれ、生育が良好でよかった」と話した。

盆花市にぎわう

更新“地域”への取り組み

JA上伊那は13日まで、恒例の「盆花市」を管内7会場で開いた。各会場は、多くの来場客でにぎわった。
南箕輪村の農産物直売所「ファーマーズあじ~な」では、3日間開催。店舗前の特設売り場には、トルコギキョウやアスター、オミナエシなど、色とりどりの花が並んだ。福澤裕店長は「今年は6、7月の日照不足の影響が出ているが、昨年より入荷は多い」と話した。
伊那市のJA富県支所前にある直売所「たかずや」では12日に開き、盆花約350束を用意した。15人の会員が店頭に立ち、花を販売。地元の野菜や果実なども人気を集めた。

歓迎!りんごオーナー JA上伊那

更新“地域”への取り組み

JA上伊那と行政が連携して行うリンゴオーナーの園開きと契約会が7月下旬、南箕輪村と伊那市、宮田村で開かれた。中京方面を中心に約500人のオーナーが訪れ、受け入れ農家にお薦めのリンゴの木を聞き選ぶなど、顔の見える交流をした。
宮田村には、オーナー家族ら約700人が訪れ、同村ふれあい広場で歓迎セレモニーを開き、名札を作り木に付けた。
今年の受け入れ農家は16戸で、「ふじ」や「秋映」「シナノゴールド」など計300本の契約があった。
名古屋市から訪れたオーナー家族は「毎年契約している。おいしいリンゴが取れるのを楽しみにしている」と期待した。受け入れ農家の後藤光義さん(49)は「凍霜害の影響で玉数が少なめ。期待に応えられるよう、保証玉数を確保できるようしっかり管理していく」と話した。
リンゴオーナー制度は、上伊那の生産者と都市部の消費者との交流や地域活性化などが目的で、今回で25回目。毎年好評で再契約者も多い。

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