最新の農業新聞 上伊那の話題

活動再開に向けて、くらしの活動相談員研修会

更新“くらし”への取り組み

JA上伊那は6月2日、くらしの活動相談員の研修会を行った。相談員と事務局あわせて15人が参加。『新型コロナウイルス感染症についての正しい基礎知識と予防法』と題して、JA長野厚生連富士見高原医療福祉センター富士見高原病院、感染管理部感染症看護専門看護師の和田孝子さんを講師に研修日現在の正しい情報や衛生管理について学習した。
くらしの活動相談員はJA上伊那の女性組織「生活部会」の事務局として料理教室やヨガ教室などのカルチャー教室や各種イベントを行っているが、現在は感染拡大防止のため自粛している。活動再開に向け何に気を付けなければいけないのか、どんな準備が必要なのかを研修した。
始めに資料を用いて新型コロナウイルス感染症の具体的な症状や国内の現状、施設内感染の発生事例等を学習。その後、流水手洗いの実習を行った。手に白色の蛍光塗料をつけ、普段通りの手洗いをし、ブラックライトで洗えていない箇所を確認。次に正しい洗い方を実践し、塗料が落ちたかを確認した。最後に和田さんは「もしかしたら自分がかかっているかもしれないと考えて対策することが大切です。」と話した。

病害虫対策の徹底で収量アップを、大豆栽培指導会

更新“農業”への取り組み

JA上伊那と上伊那農業農村支援センターは、5月27日から6月1日にかけて管内5会場で大豆栽培指導会を開いた。
播種適期となる6月を迎え、播種前に昨年の実績を踏まえ今年の栽培のポイントを確認した。
6月1日、南箕輪村の伊那広域選荷場で行われた指導会には14人が参加。
はじめに、JA職員が情勢について説明。2019年度産大豆の作付面積は131ヘクタール。収穫量は121トンで、前年比78%の収穫量だった。収穫量が減少した理由として播種時期後半から初夏の干ばつ、7月、8月の高温や病害虫の影響をあげた。
続いて、同支援センターの担当者が栽培ポイントを説明。収穫量を上げるためのポイントとして(1)「水はけ」がよい圃場づくり(2)雑草防除の徹底(3)開花期から莢(さや)伸長期の潅水対策(4)病害虫の防除の4点を挙げた。特に上伊那管内では昨年「マメシンクイガ」による食害が多く発生したことから病害虫防除に適した薬剤、使用時期について細かく説明を行った。
2020年度の大豆の作付面積は130ヘクタール、収穫量は195トンを見込んでいる。

離乳食に上伊那のお米を、お米割引券贈呈

更新“地域”への取り組み

JA上伊那と上伊那農政対策委員会は、管内8市町村へお米割引券4090枚を贈呈した。市町村を通じて管内の新生児が誕生した家庭へ贈る。
上伊那米の消費拡大と子どもの健やかな成長を願う「上伊那食卓"愛"の運動」として1988年に始まり今年で33年目。当初はお米割引券1枚とお粥を炊く行平鍋を贈っていたが、時代の変化に合わせて炊飯器で手軽にお粥が作れるお粥ポットに変更。今年は保護者からのアンケートも踏まえ、お粥ポットは中止し、お米割引券配布を1家庭3枚に増やした。
6月2日には、伊那市役所で贈呈式が行われた。JAの白鳥豊子理事と伊那支所の唐木敏秀支所長が白鳥孝伊那市長を訪問し、目録と割引券を手渡した。
白鳥理事は「離乳食として初めて口にするものは地元のお米を食べてもらいたい。お米は栄養面でも理にかなった満点食。たくさん食べて健やかに成長してほしい」と話した。
伊那市では、新生児の3か月検診の際に配布予定。割引券はJAの直売所、A・コープ各店、ファミリーマートJA店(一部)などで利用できる。

出向く体制を強化し改革を加速・第24回通常総代会

更新“くらし”への取り組み

JA上伊那は5月29日、伊那市狐島の本所で第24回通常総代会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、総代には、書面議決書による議決権の行使を依頼。事前に総代会資料を送付すると共に、5月19日から22日にかけて12支所で計27回に分けて支所運営委員会を開催し、DVD上映による総代会提出議案の説明を行った。
当日は、総代530人のうち本人出席40人、書面出席454人の494人が出席。2019年度事業報告と剰余金処分案、2020年度事業計画や定款変更など全13議案を可決した。
2019年度は春先の凍霜害や降雹、10月の台風19号など自然災害が多発。特に台風19号による被害は2億円を超えた。そういった影響もあり農畜産物販売高は、136億4,740万円(前年対比97.3%)と、前年を下回ったが、当期未処分剰余金は計画を上回る5億9,196万円を計上した。
2020度は、『食と農で笑顔が生まれる上伊那づくり』を目指した長期構想・3カ年計画の2年目。支所再編、営農指導・資材店の広域3センター制、2台の金融移動店舗「かみま~る号」の本格稼働など、出向く体制を強化し新たなJAづくりに向けた改革を加速する。
御子柴茂樹組合長は、「本年は『なくてはならないJA』の実現に向け、改革を加速することと合わせて、新型コロナウイルスへの対策を踏まえた事業展開が必要となる。事業計画の達成に向けて、組合員、役職員ともに手を取り合い最大限の努力をしていきたい」とあいさつした。

刈取りに向けて、大麦の圃場巡回

更新“農業”への取り組み

JA上伊那と上伊那農業農村支援センターは5月19日、大麦の圃場巡回を行った。生育状況を調査して刈取計画を立てるのが今回の目的だ。
この日は同JA職員と同支援センターの職員合わせて15人が参加。宮田村から南方に駒ヶ根市、飯島町、中川村の順に計7か所の圃場を巡回。上伊那ではファイバースノウという品種を栽培しており、色を見て刈取時期を確認していった。
巡回が終了したのち、同JAの南部営農センター中川資材店で刈取時期やカントリーの稼働調整の会議を行った。会議の結果、刈取時期は6月5日からおおむね6月いっぱいまで。同支援センターの平出有道専門幹は総評で「昨年と比べ生育はやや遅いが収量は平年並みではないか」と話した。
管内の大麦の作付面積はおよそ160ヘクタールで600トンほどの収穫を見込んでいる。刈り取られた大麦は7月以降全農へと出荷される予定だ。

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