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南部カントリーエレベーター安全祈願祭・起工式/南部地区の水田中心拠点として

更新JA上伊那

JA上伊那は5月21日、飯島町にある旧飯島果実選果場を活用したカントリーエレベーター新設の安全祈願祭と起工式を行った。JA役職員や施工業者など約50人が参加。工事の安全とスムーズな進捗を祈願した。
カントリーエレベーター新設は同JAが行っている米穀施設第2次再編計画の一環。宮田・赤穂・中川のカントリーエレベーター、ライスセンターを集約し、旧選果場施設を利用した「南部カントリーエレベーター」を建設する。敷地内には9棟のサイロ、乾燥機などを新設。旧選果場内には籾摺り機などを設置する。生籾の総処理量は4,500tで県内最大規模となる。また、施設を集約することで統一した運営管理体制を整え、施設運営にかかる費用の削減や米の品質向上などにつなげる。
起工式で御子柴組合長は「水田を中心とした農業体系が確立している上伊那において、南部地区が新設するカントリーを拠点として活躍することを期待する」と話した。
同施設は2023年3月の完成を予定。稼働は同年9月を予定している。

生活クラブ生産現場を視察/安全安心を確認/生活クラブ事業連合生活協同組合連合会

更新JA上伊那

JA上伊那がリンゴやきのこなどを中心に出荷している生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が5月19日、JA上伊那管内を訪れた。安全安心な販売に向け実際に生産者から話を聞くなど生産現場を知ることが目的。3年ぶり訪問となった今回は、今年の生育状況の確認や生産現場で生産者らから話を聞いた。
この日、同クラブの担当者など4人が伊那市狐島のJA本所を訪れ、JA職員と生育状況や出荷時期、消費者のニーズなど情報交換を行った。その後、伊那市内で今年から新しく取り扱うホウレンソウや、出荷の多いリンゴなどの生産現場を視察。実際に栽培しているところを見ながら、生産者やJAの担当職員から使用している農薬や肥料、収穫方法など話を聞き品質を確認した。
同クラブと同JAは新型コロナウイルス感染症が拡大する3年前までは、担当者が生産地を訪問するほかにも同クラブの組合員向けに田植えや稲刈り、りんご狩りなどの体験を通した交流も行ってきた。今後は、動画などを使い生産現場の様子を発信していく予定。
訪問した担当者は「とても丁寧に栽培されているのを感じた。実際に訪れて現場を見ることができてよかった」と話した。

老人保健施設すずたけの草取り/楽しみながら地域貢献/JA上伊那伊那地区助け合いの会

更新JA上伊那

JA上伊那伊那地区助け合いの会は5月16日、伊那市美篶の老人保健施設すずたけで草取りを行った。同会は2002年に発足。地域の高齢化が進む中でも相互に助け合うことで、安心して暮らせる地域づくりを目指している。同施設の草取りは発足した当時から続き、今年で21年目。地域貢献の一環として5~10月にかけて行われる予定。
この日は会員とJA職員合わせて27人が参加。約1時間かけ花壇や駐車場の草取りを行ったほか、用水路にたまった落ち葉なども片付けた。参加者は仲間との会話を楽しみながら施設内の整備に取り組んだ。
同会の有馬光子会長は「みんなでやればあっという間。会話を楽しみながらきれいにすることができてよかった」と笑顔を見せた。
同施設の草取りはJA上伊那東部地区助け合いの会(ぬくもりの会)でも行っており、同会と毎月交互で実施。合わせて年6回の作業を計画している。

カミーちゃん農園開講/親子や友人と一緒に体験

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JA上伊那は5月14日、農業体験講座「カミーちゃん農園」を開講した。対象は45歳までの上伊那地域在住者。今年度16組44人から申し込みがあった。5~8月まで毎月1回行われ、収穫体験や選果場の見学など農業体験を計画している。
同講座のキャッチフレーズは「地産地消!上伊那のおいしいみっけ隊」。収穫などの体験を通じ、食と農について親子や友人同士で楽しく学ぶことを目的としている。昨年度までは世代別女性講座として、45歳までの女性で同JAの組合員、またはその家族を対象に開催してきた。今年度からはグループで参加者を募集し、親子や友人と一緒に体験できるよう計画。地元産の新鮮な農産物にふれ、おいしさを知ってもらうため収穫体験をメインに行う。
初回のこの日は、伊那市西箕輪の株式会社JA菜園でアスパラガスハウスの見学を行った。新型コロナウイルス感染症を考慮しての開催とし、とれたてのアスパラガスとレシピを参加者へ手渡した。また、自宅でも栽培を楽しんでもらうためレタスの種やプランター、土なども配られた。
参加者は「子供が好きなアスパラガスの生えているところを一緒に見ることができてよかった。次回も楽しみ」と笑顔を見せた。

伊那米試験地で今年も田植え/水稲奨励品種の決定と品種ごとの生育調査を行う/伊那米総合試験地運営委員会

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JA上伊那や上伊那農業農村支援センター、JA全農長野、農業共済組合上伊那支所などでつくる「伊那米総合試験地運営委員会」は5月16日、伊那市美篶の試験地で田植えを行った。県の水稲奨励品種の決定と品種ごとの生育調査を行うことを目的として毎年行われている。
この日は、JAや同センターなど関係職員28人が参加。JA営農経済部の松﨑正和部長は「今年も連携を図り、得た情報を生産者に伝えてほしい」とあいさつした。今年は基準となる「コシヒカリ」や「あきたこまち」のほか「信交558号」など試験中の品種も合わせて13品種を手植えした。毎年5月15日を基準に田植え日とし、生育状況の指標としている。また、植えつけ間隔や深さ、1株の苗の本数など、条件を統一しデータ収集を行う。
今後は田植え20日後から10日おきに草丈、茎数などを継続して調査する。収穫期には食味・品質、収量調査を行い奨励品種を決定する。

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