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今月のお母さんの手作り料理 赤羽 則子 赤羽 則子
辰野支所 生活部会長

9月
今年は夏が短くあっという間に秋になってしまいました。県下有数の米どころ上伊那でも稲刈りが始まり、カントリーエレベーターが稼動し始めました。稲刈りのピークは9月中下旬になる見込みです。

蛍こい 鯉よこい


我が家の春は米のもみまきから始まります。ハウスに苗箱を並べて発芽する頃の4月下旬、一雨来た夜には、ハウス横の水路から石垣をつたっ て蛍の幼虫が田んぼに移動してきます。「お、よく来たね。いらっしゃい」と声をかけて毎年見守っています。 蛍の成虫が出てくる6月初旬まで、消毒や除草剤を使わず蛍を意識しながら作業をしている毎日です。庭先に乱舞する蛍たちには思わず「お帰 り」と、我が子のように声をかけてしまいます。  一方、田植えを済ませた頃になると、池の鯉が夜明けを待たずにバシャバシャと音を立てて産卵の合図をし始めます。山から採ってきた檜 ひのきの枝を池に入れてあげると、一段と騒がしくなって産卵します。卵が産みつけられた檜の枝を慎重に田んぼに運び、鯉子が産まれるのを待つのが毎 年の楽しみです。農家の友人にも電話をすると「待ってたよ、うちの田んぼにも入れておいて」と喜んでくれます。友人も農薬を使わずに大切に鯉 子を育ててくれます。  今年も稲穂がそろい実りの秋がやってきました。水を引かせて孫たちと大騒ぎしながら鯉を捕まえるのが、我が家の秋の恒例イベントでした。友人の 家の田んぼで育った鯉もバケツで里帰りしてくるので、いっしょに池に帰してあげます。池で大きく成長し、また卵を産んでくれるようになります。  その孫たちも成長して今は都会に出ていますが、辰野に帰ってくると真っ先に「鯉が食べたい」と言ってくれるのは嬉しい限り。じじとばばが喜んで 腕をふるいます。今年もまた、年末年始には大きな体の孫たちが大鍋いっぱいに炊いた、鯉こくやうま煮に舌鼓を打ってくれることでしょう。  豊かな水、蛍と鯉と自然の恵みに生かされています。このすばらしい循環が長く続き、また引き継がれていくことを切に願っています。

我が家のアレンジスープ 我が家のアレンジスープ
材料
5人分
鶏モモ肉400g
トマト中2個
タマネギ中2個
ザーサイの漬物(瓶詰め)100g
固形コンソメ2~3個(適量)
塩コショウ少々
はるさめ50g
作り方 ① 鶏モモ肉を固まりのまま、たっぷりの水(約2ℓ)でゆっくり煮る。アクをとりながら、肉が箸でほぐれるくらいまで煮る。
② トマトとタマネギのみじん切り、ザーサイの漬物、コンソメ、塩コショウを入れてさらに煮込む。
③ はるさめを湯戻ししてから入れれば完成。
※エダマメやインゲンなど旬の青物を入れると、さらにおいしくきれいに仕上がります。
カボチャとサツマイモのデザート風サラダ カボチャとサツマイモのデザート風サラダ
材料
5人分
カボチャ450g
サツマイモ300g
マヨネーズ適量
塩コショウ適量
A
レーズン適量
リンゴ適量
カシューナッツ適量
作り方 ① カボチャの皮をむいて適当な大きさに切る。サツマイモはサイコロ状に切る。
② ①をやわらかくなるまでふかしたあと、すりこぎ棒などでしっかり潰す。
③ ボールに②をうつして、マヨネーズと塩コショウで味付けする。A をお好みで入れてまぜれば完成。