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今月のお母さんの手作り料理 吉瀬まつゑ 吉瀬まつゑ
駒ヶ根東支所 生活部会長

1月
明けましておめでとうございます。上伊那では11月の季節外れの大雪からしばらくは雪とは無縁でしたが、1月に入りたびたび雪に見舞われるようになりました。朝晩の冷え込みが厳しくなり、車もガチガチに凍るようになりました。今年もこのコーナーを参考に、料理をつくってみてください♪

アユの思い出

私はおかずと言ってもそれほど大した物はつくれません。そこで、我が家では昔から馴染みの深いアユ料理を紹介させていただきます。
 養殖ではなく天然物のアユは、夏や秋の季節を感じる食べ物です。駒ヶ根市中沢の吉瀬地区は、昔から高遠の殿さまにアユの献上をしていた所だと聞いています。
 若いころの主人はアユの産卵時期の秋になると、釣りに出かけて夜遅くまで帰ってこない時が多くありました。帰ってきたらそこからは私の仕事で、アユをきれいに洗って冷蔵庫に入れ、入りきらない物は土蔵で保存します。そして朝、友人や隣近所に配って歩いていました。
 家の分は義母が炭火で焼いておいてくれます。香ばしい匂いと食感がたまりませんでした。そのまま食べてもおいしいですが、それを私が鍋で甘辛に煮つけてアユ飯にします。
残りは年末年始のお客さまの肴用に冷凍庫で保存し、お酒といっしょにお出ししています。
 今年は20年ぶりくらいに主人が釣りに行き、新鮮なアユをたくさん獲ってきてくれたので、アユ飯をつくりました。今思えば、7人家族で暮らしていた時期がなつかしいです。一度にたくさんつくってもすぐなくなってしまいましたし、急なお客さまも多く、忙しい毎日だったのを今でも思い出します。
しかし、そのおかげで今では、短時間でつくれるおいしい料理がたくさん覚えられたんだなと思います。
 若い時は、肉料理など高級な物をたくさん食べられる人がとてもうらやましかったのを覚えています。しかし、普段食べている食材も工夫次第でとてもおいしくなりますし、その分料理も楽しくすることができます。この歳になって、粗食で良かったなと、つくづく思うこのごろです。

アユ飯 アユ飯
材料
4人分
3合
しょう油40CC
アユ4匹
A
砂糖適量
しょう油適量
作り方 ① 圧力鍋にアユを入れて水にひたし、15 分くらい煮て骨までやわらかくする。その後、A を入れてお好みの味に調える。
② 炊飯器に米を入れ、煮付けたアユを魚の形のまま並べる。
しょう油40cc を入れ、合わせて3 合分になるように水を入れて普通に炊く。
③ 炊き上がったら、アユをほぐしてご飯と混ぜれば完成。
野菜オムレツ 野菜オムレツ
材料
4人分
タマネギ1/2個
ニンジン1/2本
シイタケ2個
ひき肉30g
6個
A
砂糖大さじ1
しょう油大さじ2
作り方 ① タマネギ、ニンジン、シイタケを千切りにしてひき肉と混ぜた後、フライパンや鍋に入れてA で煮付ける(沸騰してから5 分程度)。
② 卵を溶きほぐして①の煮汁を10~15cc混ぜて味付けする。
③ 中火で熱したフライパンに溶き卵を入れ、少し固まったら弱火にして①の具材を適量入れて丸めれば完成(具材の煮汁の水分をよく切っておくとうまく丸められます)。