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今月のお母さんの手作り料理 矢澤たえ子 矢澤たえ子
駒ヶ根東支所 生活部会長

12月
いよいよ冬の足音が近づいてきました。上伊那を象徴する中央アルプス、南アルプスの両アルプスにも雪が積もり、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。 これから年末年始を迎えます。来年も『お母さんの手作り料理』をぜひ参考にしてください♪

「開運おせち」はいかがですか?
 今年度『旭日双光章』を受賞された日本調理師会理事の山越信治先生が、幸いにも私と同じ地区の常会ということもあり、若いころから『おせち料理』の話をよく先生から聞いていました。その影響もあり、おせち料理には特別の思いがあります。
 私の家では、手間をかけてつくったおせち料理を、子どもたちがぜんぜん食べてくれない時期がありました。ある年、業を煮やした私はおせち料理をつくりませんでした。するとどうでしょう、「お母さん、おせち料理のない正月なんて正月じゃないよ!」と言うではありませんか。ちゃんと見てくれていたんですね。おせち料理が並んでいることで、子どもたちはお正月を感じてくれていたのだということが再確認できました。
 おせち料理によく使われるレンコン、ニンジン、キンカン、キントン、ギンナンなど、『ん』のつく食べ物は『運が付く』縁起のいい食べ物だと言われています。他にも、『コンブは喜こんぶ』、『黒豆はマメで元気に』、『カズノコの親である魚のニシンは→二親→両親を大切に』、『成長に従って名前が変わるブリは出世を意味する』など、いろいろないわれがあります。昔の人はこれらをお重に詰めて、今年も良い年になりますようにと願ったのでしょうか?
 山越先生が話してくれた「食べないからつくらないのではなく、子どものうちに行事食の意味を教えることが大切。おいしいものをつくるのではなく、忘れない、心に残るものをつくりましょう」というお言葉が心にしみました。おかげさまで、成人になった子どもたちは、今ではおせち料理を喜んで食べてくれるようになりました。
 私は、JAで手話ダンスをはじめ、いくつかの教室に参加させていただいています。次年度は、スイーツの教室ができないかなと期待しています。孫たちに、おいしいお菓子をつくってあげられるように、これからも勉強していきたいです。

フライパンでつくるブリの照り焼き フライパンでつくるブリの照り焼き
材料
4人分
ブリ4切
大さじ1
しょう油
片栗粉少々
少々
砂糖大さじ1
大さじ1
しょう油大さじ3
みりん大さじ3
作り方 ① ブリを酒としょう油で10分漬けたあと、キッチンペーパーで水分を拭き取り片栗粉をうすくまぶす。
② あたためたフライパンに油をひき、中火で裏面から1~2分うすく焼き色をつける。両面が焼けたら余分な油をすてる(キッチンペーパーで吸い取る)。
③ 表を上にして、A を混ぜ合わせたタレをブリにかけるように入れて弱火にする。タレにきめ細かい泡が見えたら、ブリをひっくり返す。フライパンいっぱいに泡が出るくらい煮つまったら完成。
キンカンの砂糖煮 キンカンの砂糖煮
材料
キンカン400g
グラニュー糖80g
大さじ3
米粉30g
作り方 ① キンカンのヘタをとり、中央あたりに1本切り込みを入れる。
② キンカンが全部つかるくらいの水を入れ、落としぶたをして火にかける。コトコトしてきたら弱火にして10分煮る。
③ 汁をすて、グラニュー糖と酢を入れてふたをし、さらに弱火で5~6分煮る。
④ 火を止めて、ふたをしたまま冷ませば完成。
※鍋はホーロー鍋を使い、キンカンが上下に重ならないように底面の平らで広い物を使ってください。