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今月のお母さんの手作り料理 酒井 八重子 酒井 八重子
南箕輪支所前生活部会長 

4月
 今年は4月上旬から雨が降り続き、「天下第一の桜」と言われる伊那市高遠町の高遠城址公園の来園者も例年に比べて少ないように感じます。それでも上伊那地域では、通る道々に桜を楽しめるスポットがあり、カメラ片手に訪れる人たちがちらほら見られます。

春が来た
 4月に入り桜の季節となりました。 あちらこちらと色とりどりの花が咲きそうな日々が続いています。桜といえば、自宅の横のハウスのそばに吉野桜の大きな木がありました。それはそれはピンク色の美しい桜の木でした。その花を摘んでは桜茶をつくっていました。しかし、ある年すごい風が吹き、桜が折れて花も散って枯れてしまいました。そこで、祖父がJAから桜の苗を買ってきて、裏の土手の空き地に3本植えました。あれから5年ほど経ち、だいぶ成長して花が咲きました。平成 8年には、新築記念に家の前の庭にも主人が植え、とても美しく大きな木になりました。両手を開いたような大きな枝に、ピンクの美しい花を 咲かせてくれます。道を通る人が皆 「お花見をしなくてはね」と言って通ります。家中でお花見をしますが、 桜の花を見ながら飲むビールは最高です。
 家の新築工事にかかったのは平成 8年。完成したのは平成9年の5月でした。仮住まいの間は蔵の中で寝泊まりしていました。台所は離れているし、お風呂も別のところですし、本当に苦労しました。でも、家が完 成して楽しい引っ越しもありました。お祝いに来てくれた人たちには桜茶をいれました。白い茶碗の中に桜の花が広がり、香り、味ともに満開でおいしい一品です。
 もうひとつは「巻き寿司」を紹介します。子どものころから腎臓が悪く、食事が上手にとれなかった主人は、酢物ばかり食べていたと言っていました。酢物がとても好きになり、「お寿司が大好物になった」と言っていました。私もお寿司は大好物です。祖父はお寿司のつくり方がとて も上手でした。私もそれを聞いたり見たりして、いろいろ教わりました。 「ノリは少しあぶって使う」とか、「寿 司飯はサラダ油を使う」、「水加減は 控える」とか。祖父のつくるお寿司はノリの香りが強く、中味のカンピョ ウも甘く、しょっぱく、そしておいしかったです。キュウリもパリパリで歯触りもよかったのを覚えています。「もう一度あのなつかしいお寿司が食べたい。私もがんばってあのお寿司をつくってみたい」。思い出しながらあの祖父のお寿司に挑戦し、少しでも近づけたら...と思います。お花見にはお寿司がつきものです。 今年の桜はいつ見られるのか、桜の満開はいつごろなのか。待ち遠しいです。

桜茶 桜茶
材料  
(つくりやすい分量)
桜の花100g
適量
作り方 桜の花の塩漬けの作り方
① 桜の花を摘んできてさっと洗う。
② 塩を混ぜて8 時間くらい広げて干す。 そのつど新聞紙に包んで冷蔵庫で保 管する。この作業を2 〜3 日繰り返す。 桜茶の作り方 できあがったら桜の花の塩漬けを適 量水でさっと洗い流し、湯飲みに入 れて熱いお湯をそそいで完成。
巻き寿司 巻き寿司
材料  
ご飯おわん1杯
ラッキョウ酢大さじ2~3
サラダ油大さじ1
ゴマ大さじ1
カンピョウ2本
2個
でんぶ適量
ホウレンソウ適量
ノリ適量
作り方 ① ご飯に酢とサラダ油、ゴマを混ぜる。
② ノリをすだれにのせ、①を平らにおく。
③ 卵は丸く焼き、半分に切る。②の上にカンピョウ、 ホウレンソウ、卵、でんぶをのせてくるくる巻く。
④ すだれを外せば完成。