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今月のお母さんの手作り料理 筒井 清 筒井 清
春富支所生活部会長

1月
〈かみいなの歳時記〉 みはらしファーム内にある「伊那みはらしいちご園」(伊那市西箕輪)では、毎年1月1日の午前0時から“日本一早い”いちご狩りがスタートします。

おせち料理に思うこと

 新しい年が始まりました。今年はどんな年になるでしょう。健康で心豊かに過ごしたいものです。
 小学生のころ、毎年学校で『元旦の式』がありました。白い息を吐きながら通う道は、いつもと同じ道なのに何かがあらたまったような清々しさを感じたことをなつかしく思い出します。式の後には紅白のお饅頭をもらったりもしましたっけ。夫や同年代の友人に話すと「そんな行事はなかった」と言われますが、あれは地域的なものだったのでしょうか。
 ところで、お正月の特別なものといえば『おせち』ではないでしょうか。年末には通販カタログなどで洋風、中華風のものや、有名料亭のおせちの写真を多く見かけましたが、その豪華さにはびっくりしました。
 我が家のおせちは決して豪華ではありませんが、時間をかけてじっくりと煮た黒豆、貝紐、昆布巻や田づくりなどを重箱に並べます。義母と2人で何日か前から準備を始め、大晦日には義妹たちも加わってにぎやかに盛りつけをするのも毎年の楽しみです。
 昔ながらのおせち料理の味は現代の食生活に慣れた舌には少し物足らなく感じるところもありますが、時代を越えて引き継がれてきた味を大切にしていきたいと思います。
 昨年12月に開かれた『JA上伊那女性まつり』で、小泉武夫さんの講演をお聞きしました。小泉さんは和食のすばらしさのひとつとして「世界の民族食の中で一番ヘルシーである」と話されました。和食に共通する7つの食材(根茎・菜・青果・山菜・豆・海藻・穀物)がすべて食物性であり、そこに含まれる食物繊維が腸の働きを促し、身体の免疫力を高めるとのことでした。長野県はこれらの食材が身近に豊富にあるため理想的な食生活をしていて、「それが長寿日本一につながっているのではないか」ともおっしゃっていました。
 おせち料理をつくりながらそのお話を思い出しました。あらためて見てみると、重箱には身体によさそうなものが並んでいました。
 「マメに暮らせるように」、「豊作であるように」など、それぞれの云われとともに伝えられてきたおせち料理ですが、そこに込められた家族の幸せを願う気持ちは今も昔も変わらないのではないでしょうか。
 さて、お正月に残ったお餅をどうしましょう。超簡単な『おかき』と『さっぱり雑煮』を紹介します。

さっぱり雑煮 さっぱり雑煮
材料        
(1人分)
1枚
梅干し1/2個
塩昆布少々
かつおぶし少々
ホウレンソウ少々
しょう油適量
作り方  
餅を焼いてお椀に入れる。
他の材料を加えて熱湯をそそぐ。
茹でたホウレンソウ、または三つ葉をのせる。
簡単おかき 簡単おかき
材料    
1枚
砂糖少々
しょう油少々
作り方  
餅は1cm 角に切る。
電子レンジのターンテーブルにクッキングペーパーを置き、ターンテーブルの円周に沿って餅を置く。
600 ワットで4 分くらい加熱する。
ふくらんだ餅に砂糖しょう油をからめる。