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今月のお母さんの手作り料理 田村トヨ子 田村トヨ子
駒ヶ根東支所生活部会長

9月
この時期、上伊那のAコープ店等では小ブナが販売されます。上伊那地域の秋祭りで甘露煮などにして食べられている郷土食です。休耕田を利用した養殖場で約7トンの小ブナが生産されます。

笑顔で心つなぐ食卓

 今年は春先から大雪や大雨といった自然の猛威を受け、日常生活や農作物に大きな被害がありました。人は自然の前には残念ながら無力ですね。我が家は横に川が流れているので、大雨が降ると人ごとではなく、とても心配になります。今年は幸い被害もなく、ありがたいことだと思っています。梅雨が明ければ途端に熱中症や台風の心配をしなければなりません。熱中症対策は皆さんご存知だと思いますが、涼しいところでこまめに休憩を取り、十分な水分と塩分を補給し、バランスのよい食事を取ることだそうです。
 さて、思い返せば不思議な縁で信州に嫁いで数十年になります。当時は無我夢中の生活で、いろいろなことがありカルチャーショック状態の私に、姑は集会所の五平餅会へ連れて行ってくれました。昔は床下の板を上げると囲炉裏になっていて、そこで五平餅を焼きました。炭で焼くのを見るのは初めてでしたが、おいしい五平餅でとても嬉しかったです。
地域の方々と上手に触れ合い、溶け込めるようにと、姑には何かと知恵を絞っていただきました。春は山菜とり、ワラビの調理方法、そして草餅づくりなど、楽しく地域の食文化を教えてもらい、思い出すたびになつかしくありがたく思います。
 数年前に2人看取りました。年寄り任せの農業でしたので右も左も分からず、それなのに生活部会の役員を受けたとき、夫に呆れられてしまいました。今まで無関心なことが多かったので、地域をまとめる側になり、仲間づくり、グループ活動と、絆の大切さを身をもって知りました。今、グループ活動では、一から手づくりで地元野菜を使い、おいしいおやきづくりを目指して活動している「中沢おやき」の仲間に加えていただき、いろいろ教えてもらいながら勉強しています。
 子どもたちは遠方にいるので核家族ですが、時々とれたての野菜を送ると喜んでくれています。年に何回か億劫(おっくう)がらず帰郷してくれるのが楽しみです。急ににぎやかになると、我が家の猫は静かに雲隠れしてしまいます。食卓は山菜の天ぷら、きのこご飯、家でとれた野菜など、旬の物なので特別おいしいごちそうです。生活班の料理講習のメニューも参考にしています。
 簡単でちょっとごちそうっぽくなる野菜炒めと、姑も喜んでよく食してくれた煮カツの料理を紹介します。

野菜炒め 野菜炒め
材料              
2 ~3 人分
豚肉(モモ、肩どちらでも)150g
ニンジン50g
キャベツ200g
ピーマン50g
サラダ油大さじ3
砂糖小さじ1
しょう油大さじ1
塩・コショウ少々
片栗粉50g
作り方    
豚肉を塩コショウする。
片栗粉を両面につけ、フライパンで多めの油で焼き、皿に取り出す。
肉を炒めた油で、ニンジン、ピーマン、キャベツの順に炒め、肉を戻し混ぜて炒める。
砂糖、しょう油で味つけする。
煮カツ 煮カツ
材料          
1 ~2 人分
豚ロースカツ肉150 ~200g を1 枚
タマネギ1 個
2 個
200cc
砂糖大さじ1
しょう油大さじ2
パン粉・小麦粉少々
作り方      
カツ肉はたたいて伸ばし、塩コショウする。
小麦粉を両面につけ、溶き卵、パン粉をつけて油で揚げる。
タマネギを半月切りにし、薄めの鍋に水、砂糖、しょう油を入れる。
タマネギを入れて先に少し煮てから、カツ肉を切ってタマネギの上に乗せる。
沸騰して味が染みてきたら溶き卵を上からかけ、蒸してできあがり。