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今月のお母さんの手作り料理 森田 三枝子 森田 三枝子
駒ヶ根東支所 生活部会長

12月
全国的に寒さが身にしみる日が続いています。上伊那地域では朝晩一段と冷え込むようになりました。今年は例年より寒くなるのでしょうか?皆さま、お体に気をつけて新年をお迎えください。

子どもや孫に残したい味

 わが家の庭には、2本の大きな柿の木があります。主人に聞いたところ、物心ついた時にはもうだいぶ大きな木だったそうなので、多分100年くらいはたっているのではないかと思います。柿の種類は市田柿よりひと回り大きく甘さも強い、亡き義父はたしか『カヤバヤシ』と言っていたと思います。今年もこの柿で干し柿をつくりました。
 私が嫁いだ35年くらい前は干し柿を出荷していたので、何日かかけて皮をむいたり吊るしたりしていました。今は出荷をしていませんが、家族全員干し柿が大好きなのと、親戚や友人が楽しみに待っていてくれるので、毎年つくっています。
 先月号にも干し柿づくりが載っていましたが、おいしい干し柿になるまでには本当にたくさんの工程があります。今は義母がほとんどやってくれますが、義母が元気なうちに少しずつ色々な工程を教えてもらい、私と主人で干し柿がつくれるようにならなければと思っています。この干し柿の味は、ずっと子どもや孫にも伝えていきたいです。
 今回ご紹介する『だて巻』は、お正月にこれだけは絶対にかかせない『わが家の味』です。10年以上前になりますが、たまたま新聞に載っていて、大きさのちょうど良い卵焼き器があったのでつくってみようと思いつくり始め、それ以来毎年必ずつくっています。嫁いだ娘たちも、お正月はこのだて巻を食べるのを楽しみにしています。お正月でなくても卵がたくさんある時は、夕食の食卓におかずとして登場します。
 もう一品の『サトイモの揚げ煮』は、サトイモ料理の中でわが家では一番人気があります。とても簡単なので、ぜひつくってみてください。
 これからも家で採れた野菜を使い、孫たちも安心して食べられる、大きくなってもバァバの味として思い出してもらえる料理をつくっていきたいと思います。

サトイモの揚げ煮 サトイモの揚げ煮
材料
4人分
サトイモ小さめを20個くらい
片栗粉大さじ3
揚げ油適量
砂糖大さじ3
しょう油大さじ3
酒または水大さじ2
作り方 ① サトイモをきれいに洗い、皮付きのまま茹でる。
② 茹でたサトイモが冷めたら、手で皮をむき片栗粉をまぶして、強火でカラッとするまで揚げる。
③ 鍋にA を入れ、煮立たせておく。
④ 揚げたサトイモを鍋に入れ、③にからめ合わせれば完成。
※小さめのサトイモを使うと、切らなくてそのまま使えます。
だて巻き だて巻き
材料
1本分
白はんぺん小1枚(60g)
6個
砂糖大さじ3
みりん大さじ2
大さじ1
小さじ1/3
しょう油小さじ1
作り方 ① フードプロセッサーに、はんぺんと卵、A を一度に入れ、20 秒ほど混ぜ合わせる。
② 卵焼き鍋を焼き、全体に油をひいて①を一度に流し入れる。
③ 2 分~ 3 分経ち、卵の外側が固まってきたら、ふたをして6 分~ 7 分焼き、弱火にして卵に火を通す。
④ ③をふたに移して、そのまま滑らせるようにして、鍋に裏返して入れ、さらに1 分~ 2 分ほど焼く。
⑤ 鬼まきす(だて巻用のまきす)の上に焼き色の濃い方を下にしてのせて巻き、冷めてから切り分け完成。