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今月のお母さんの手作り料理 唐木 誠子 唐木 誠子
春富支所 生活部会長

8月
梅雨明け宣言したにも関わらず全国的に長雨が続いています。長野県でも局地的な雨が降ったりして農産物への影響が心配されるところです。天候に悩まされることなく、農家の皆さんが笑顔で収穫できるようになってほしいですね。

春の恵みに感謝

今年の冬は雪が少なく暮らしやすかった半面、寒さがいつまでも残りました。3月に入り三寒四温の日々を感じつつ、早くも土手には春一番
を感じさせる『フキノトウ』が芽を出していて、枯草の中から春を見つけたようで嬉しくなりました。
 我が家では昔から屋敷の北側にたくさんの清水が流れ出ていて、水道管が引かれる前はこの水を生活用水としていたそうです。今はその水も
少なくなりましたが、水の流れる溝には毎年セリやクレソンが育ちます。そしてその周辺には、30年前に親戚から分けていただいた山菜のコゴミ
も増え続け、春の恵みとして重宝しています。
 夫婦二人暮らしの我が家では、山菜はもっぱら簡単な調理法で食べています。その方がその物の味や香りが伝わってくるような気がします。
コゴミは湯がいておひたしやサラダ、天ぷらなどにして旬を味わっています。
 また、畑の一角に大きな山ウドの株があり、コゴミより少し遅れた頃、厚く積み重なった落ち葉の下から、頭をもたげて出てきます。「山ウドは捨て
る部分がないよ」と昔教えられました。中身の白い部分はもちろんですが、外皮も千切りにしてきんぴらに、青い若芽は湯がいて和え物や天ぷらにします。
タラの芽と同じようなおいしさです。山ウドの大株は夏中葉を茂らせ、堆肥を入れて大切にしてきた私の宝物です。
 コゴミは数十年茂り続けて根元が30㎝にもなり、寿命が気になったため3年前から湿地の畑に移植しましたが、水気を好むようで良く育っています。
アズキ菜も株分けをして増やしている最中です。アズキ菜とジャガイモの味噌汁はおいしいですね。
 今は季節を問わずいろいろな食材が出回り『旬のものを旬の時期に食べる』ことが簡単なようでなかなかできなくなっていますが、旬の物を食生活の中
で上手に取り入れ、自然の豊かさを味わいたいと思います。

山ウドのきんぴら 山ウドのきんぴら
材料
5人分
山ウド400g
ニンジン100g
サラダ油大さじ2
白ゴマ少々
七味唐辛子少々
A
砂糖大さじ2
しょう油大さじ3
大さじ2
作り方 ① 山ウドは皮つきのまま4 ~ 5㎝の長さの千切りにする。水につけてあくを取り、水気をきっておく。
② ニンジンも同じように4 ~ 5㎝の千切りにする。
③ 鍋を熱し、サラダ油で山ウドとニンジンを炒めて、やわらかくなったらA を加えて煮詰める(お好みで七味唐辛子を少々ふる)。
④ 器に盛り付け、白ゴマをふりかけたら完成。
コゴミのゴマ和え コゴミのゴマ和え
材料
5人分
コゴミ150g
しょう油少々(香りつけ用)
A
すりゴマ(白)30g
砂糖大さじ2
小さじ1/2
作り方 ① コゴミは4 ~ 5㎝に切り、塩ゆでにしていったん水で冷やし、水気をしぼる。
② ①をA で和えて、最後にしょう油で香りつけし、器に盛り完成。