

信州駒ヶ根を代表する特産品、「すずらん牛乳」。
よく冷えたビンを手にして飲むその味は、まさに本物。
さわやかな高原が広がる上伊那は長野県を代表する酪農地帯であり、
この豊かな自然環境の中で毎日搾られる新鮮な生乳を使って
JA上伊那が製造する新鮮、健康な「すずらん牛乳」は、多くの人々に愛されています。
半世紀以上続く長い歴史と変わらない味。
その濃厚さと牛乳本来の味わいを皆さまにお届けします。

■信州・上伊那産の濃厚な牛乳です(生乳100%)
■80℃15分間殺菌、中温殺菌なので
牛乳本来の味わいが生きてます。
味が濃く、昔ながらの高原の味です。
■無脂肪固形分8.3%以上、乳脂肪分3.5%以上
■容器はリサイクルビン使用なので、地球に優しい商品です。

「すずらん牛乳」が誕生したのは昭和23年。今から60年ほども前のことです。戦前・戦中の農業会から戦後の農協法施行に伴い、当時の赤穂農協が設立された年に牛乳加工所建設に着工。第二次世界大戦後、食生活の改善などのため農家には乳牛が導入され、昭和24年6月には完成した牛乳加工所で牛乳の製造が始まりました。
そのころの牛乳加工所は赤穂辰巳町(駒ヶ根駅北の線路の西側)にあり、従業員は2人だったそうです。当初は飲用牛乳としては定着せず苦労も多かったようですが、食事の欧米化、学校給食への供給等、牛乳の製造量は増加していきました。
昭和37年には牛乳加工所は現在のJA駒ヶ根支所構内(農機駒ヶ根センター西側の駐車場となっているところ)に移転。原乳の無調整と低温殺菌処理方法で日産3,500本製造、「すずらん牛乳」として宅配、病院などを中心に順調に販売量を拡大していきました。その後、能力アップ(無調整による80℃15分の殺菌方法に切り替え)と販売の拡充により、平成4年には日産8,500本まで増え、宅配3,000本、学校給食4,000本のほか、病院や商店、A・コープ店、中央道サービスエリアなどで販売され、無調整でコクのある「すずらん牛乳」として高い評価を受けています。当時の牛乳加工所のボイラー燃料は、周辺の山から供出される薪で、薪燃料は平成8年まで続きました。
さらに平成8年には、駒ヶ根市の農業公園構想のなかで、駒ヶ根市駒ヶ根高原の現在地に畜産加工施設「すずらんハウス」として移転・稼動開始しました。「すずらんハウス」では、「すずらん牛乳」のほか、アイスクリーム、のむヨーグルト、ハム・ソーセージなどの仲間も増え、観光客にも喜ばれています。
現在、「すずらん牛乳」は200ccビンでは1日に7,000〜8,000本が生産され、駒ヶ根市内の小中学校給食にも利用されています。「味が濃い」「コクがある」「甘い」「香りが生きている」…。すずらん牛乳には常に高い評価が寄せられています。子どもからお年寄りまで、地元の人の健康を助け多くの人に愛され、「すずらん牛乳」は変わることのない伝統の味を継承してきました。その味はここを訪れる人々を通じて、近年は地域外へ、県外へと広がっています。

駒ヶ根市の学校給食を長い間支えてきた「すずらん牛乳」にも時代の流れのなかで一時給食から姿を消すという不遇の時期がありました。しかし、駒ヶ根市の子どもたち、保護者の皆さん、行政の皆さんの熱い要望から次のようなドラマチックな復活劇があったのです。
「すずらん牛乳」は昭和23年に旧赤穂農協が製造を開始、中温殺菌によるコクのある深い味わいが多くの人々に親しまれ、駒ヶ根市の学校給食には、給食設備の充実や脱脂粉乳からの切替に伴い昭和42年に導入され、以来、子どもたちにも大人気を誇ってきました。
しかし、規制緩和の流れの中で、国の学校給食用牛乳供給事業実施要綱の改正に伴い、平成13年1月の3学期から納入業者決定が入札制度に変更され、大手乳業メーカーが納入することに。ところが、保護者の皆さんから「ぜひ地元のすずらん牛乳を飲ませたい」、子どもらからは「すずらん牛乳の方がおいしい」などといった声が上がり、市教育委員会では市内の児童・生徒とその保護者を対象にアンケート調査を実施。この結果、約80%もの保護者の皆さんが「すずらん牛乳を学校給食で子どもたちに飲ませたい」とのうれしい結果が(涙)。これを受け、地産地消を積極的に進める「すずらん牛乳」の製造者、JA上伊那と、駒ヶ根市が協議の末、JA側の努力による価格引下げと市の助成、保護者の追加負担という3者の合意により、学校給食への「すずらん牛乳」の供給が再開されることに。これにより、再び毎日200cc瓶3,000本余が市内小中学校に届けられるようになったのです。
平成13年4月、春休みが終わり新学期を迎えた駒ヶ根市内の小中学校では、久しぶりに給食に登場した「すずらん牛乳」に子どもたちは口々に「やっぱりすずらん牛乳はおいしい♪」とゴクゴクとおいしそうに一気飲みしては、口の周りを真っ白にしながら、牛乳本来の味わいに笑顔で喜び合ったといいます。地元の子どもたちが太鼓判を押した「すずらん牛乳」を、上伊那の人々はもとより、ぜひ多くの皆さんに一度味わってもらいたいなと思います。
「牛乳はゼッタイ、ビンでないと…」というこだわり派の方も多いと思いますが、ビン入り牛乳になくてはならないのが「フタ」。洒落て言えば「ミルクキャップ」。
なんと「すずらん牛乳」のフタは、全国の牛乳のフタの中で一番「カワイイ」と評価されたという輝かしい実績があるのです。
これは愛知県のローカル誌「愛知県漂流」2002年9.10月号の誌上で行われた「第1回Milk Cap Cup」でのこと。東海地区と全国の両ブロックに集められた全部で16点のフタがその「カワイさ」をトーナメント方式で競い、われらが「すずらん牛乳」のフタがみごと、チャンピオンに輝いたのです。その際、「すずらん牛乳」のフタには、次のようなコメントがつけられています。
「キャップを縁取る『すずらん』を配置することによって、単純な円形デザインが多いミルクキャップシーンの中で、次世代の到来を予感させたすずらん牛乳。堅苦しくなりがちな江戸文字勘亭流で書かれた商品名も、すずらんの醸し出す清涼感と上手く溶け合い、ポップさを演出している。業界関係者最注目のキャップと言えよう。」
●「愛知県漂流」2002年9.10月号 32、33ページ記事









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