1. ホーム
  2. 農業
  3. 農業新聞 上伊那の話題
  4. 県オリジナル品種米「風さやか」を初輸出、シンガポールへ

県オリジナル品種米「風さやか」を初輸出、シンガポールへ

 

「風さやか」を積んだトラックの前でテープカットを行う関係者

2018.02.07 [JA情報]

JA全農長野は2日、県オリジナル品種の米「風さやか」のシンガポールへの輸出発送式を、伊那市のJA上伊那本所で開いた。米加工品や精米機器を製造販売する東洋ライスと連携し、独自の精米技術で栄養面を強化した「金芽米」や「金芽ロウカット玄米」としてシンガポールに輸出。健康志向の高い富裕層をターゲットに販売し、生産者の農業所得向上を目指す。
両者は2016年8月から県産米の輸出拡大に取り組んでいて、県産の「コシヒカリ」を既に11カ国に輸出している。同社の商品は、シンガポールの健康食品認証「ヘルシアチョイス」に日本米で初めて認証され、地元スーパーや病院食などで需要が増えている。
「風さやか」は同国で行った市場調査から「コシヒカリより粘りが少なく、あっさりとした味が同国の消費者の好みに合う」と判断し、試験的に販売することを決定。初めての輸出となる今年は約12トンを販売し、売れ行きを見ながら今後の販売量を検討していく。
この日は関係者約50人が出席し、JA上伊那管内で生産した「風さやか」5.6トンを発送。米袋を積んだトラックの前でテープカットを行い、盛大に出発を祝った。
全農長野の嶌田武司副本部長は「今後もさまざまな国への輸出を進め、長野米のブランドを高めていきたい」とあいさつ。JA上伊那の御子柴茂樹組合長は「輸出拡大には期待しており、生産者の農業所得向上を目指してさらに力を入れて取り組んでいきたい」と話した。