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「駒ケ根あんぽ柿」出荷

 

乾燥後のあんぽ柿の選別作業をする会員ら

2017.11.24 [農業生産]

駒ケ根市の竜東地区(東伊那・中沢)の柿農家でつくる「竜東あんぽ柿研究会」は11月中旬、今年の「駒ケ根あんぽ柿」の出荷を始めた。同市中沢のJA上伊那東伊那支所敷地内の作業場では、事前に乾燥させておいた柿の選別や包装作業が進む。
あんぽ柿は干し柿の一種。水分が30%以上と通常の干し柿よりも高いので、滑らかでとろりとした食感が特徴だ。同会は、渋柿「平核無」を原料に、ギフト用と一般家庭向けの商品を出荷している。ギフト用は「橙蜜(とうみつ)」という商品名で、色と形が良く、高品質な大玉のものを個包装。家庭用は1パック170グラム以上(3、4個入り)で販売している。
桑畑の荒廃化が進んでいた同地区では、2008年に「平核無」をあんぽ柿に加工し、販売する計画を策定。翌年柿の植栽を始め、試験的に商品の加工・販売を重ねてきた。昨年11月に「駒ケ根あんぽ柿」のブランド名で新たに発売し、地域の特産品化を目指して販路拡大に取り組んでいる。
同市の生産者で、同会加工部長の三浦誠さんは「駒ケ根市の秋のお土産と言えばあんぽ柿と言われるように、頑張っていきたい」と意気込む。
「橙蜜」は1個400円。家庭向けのパック商品は500円で、JAや市内の直売所、土産店、A・コープ店などで販売している。