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コンニャク 収穫始まる

 

JA上伊那蒟蒻部会員と収穫作業をする参加者ら

2017.11.09 [農業生産]

JA上伊那管内でコンニャク芋の収穫が始まっている。今年は、駒ケ根市を中心に同JA蒟蒻(こんにゃく)部会30戸が約10ヘクタールで栽培し、全体で約150トンの収穫量を見込んでいる。乾燥を嫌うコンニャク芋にとって今年の秋の長雨は条件が良く、実がしっかり肥大していて出来が良いという。収穫は12月上旬まで続く。
コンニャク芋は日照量が少なくても栽培でき、中山間地にも適している作物。上伊那地域では養蚕の衰退に伴い、かつて桑畑だった園地を中心に栽培されるようになった。
芋を5月に植え付け、11月上旬に掘り起こし、10度で貯蔵するという工程を繰り返し、3年目で出荷できる。収穫、乾燥後は市内のJA施設に出荷する。群馬県で製粉し、長野県内の工場でこんにゃくやしらたきなどに加工。生活クラブ生協を中心に、地元A・コープなどで販売される。
主な出荷先である生活クラブ生協とは、20年以上にわたって取り引きが続いている。顔が見える関係づくりを目的に、生協組合員が上伊那を訪れて、農作業体験を兼ねた交流会を定期的に開き、信頼関係を築いている。
このほど同部会長で、駒ケ根市中沢の下島公平さん(72)の畑に、生活クラブ長野の組合員約35人が訪れた。部会員3人と一緒にコンニャク芋の収穫体験をした。下島部会長は「消費者との交流は自分たちのやる気にもなる。今後も、品質の良い物を作っていきたい」と意気込みを示した。