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南箕輪村コシ 風の村米だより 人気

 

圃場巡回をして栽培方法を話し合う関係者

2017.09.11 [農業生産]

長野県南箕輪村一丸で生産や研究、販路拡大に取り組む「コシヒカリ」の独自ブランド米「風の村米だより」の人気が高まっている。県外でのPR活動などが奏功し、村のふるさと納税返礼品での取り扱いが急増。さらにブランド力を高めようと、新しい米袋や、県産農産物で特に味と品質が優れたものが認められる「県原産地呼称管理制度」の認定取得などの検討が進む。
「風の村米だより」は、同村の農事組合法人まっくんファームを中心に、上伊那農業高校や信州大学農学部、JA上伊那、村役場などが協力し、地域全体で育むブランド米。鶏ふんを肥料に使い、減農薬栽培を徹底している。
東京都や神奈川県などで、同校生徒や生産者らが一緒に消費宣伝活動を展開。成果が徐々に表れ、村のふるさと納税返礼品での注文が、今年度は7月から2カ月ほどで既に1100件以上となり、昨年の約200件を大きく上回っている。
今年度から村の小学校と保育園の給食に月1回使われ、年間1900キロが子どもたちの口に入る。
さらなる販売促進と栽培面積の拡大に向けた検討会が4日、村内の圃場(ほじょう)やJA南箕輪支所で開かれた。関係者30人ほどが出席。上伊那農高の生徒が、消費者アンケートの結果や新米袋の案などを発表した。新米袋は今年の11月上旬を目標に完成させる。圃場巡回をして栽培方法の検討もした。
まっくんファームの田中實さんは「若い学生たちのアイデアや行動力はとても頼もしい。村一丸となって力を合わせ、おいしい米の栽培とPRに取り組んでいきたい」と意気込みを話した。