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生命の豊かさを感じて、児童4300人に花育教育

 

花育の授業で元気よく質問をする児童ら

2017.05.15 [食農教育]

JA上伊那と同JA花き部会は、管内の小学生を対象とした今年度の「花育事業」を10日からスタートさせた。実際に花や緑に親しむ機会を通じて、優しさや生命の大切さを感じる心の豊かさを育ててもらおうと、行政や教育現場と協力しながら、全校生徒への花束贈呈式、花き生産者による花育授業などを開いている。
事業を始めて4年目の今年は、伊那市内の全15小学校と宮田村1校の合わせて約4300人を対象に、5月中に4回に分けて行う。生産者のハウスへ見学に行ったり、花壇で実際に花を育てたりして、実体験を通じながら学習に取り組む学校もある。
初日に花育を行った伊那市立伊那東小学校には、JAの御子柴茂樹組合長や花き部会の赤羽今男部会長、白鳥孝市長らが訪問。全校児童約620人に、上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアを約1300本贈った。3年生約100人を対象にした花育授業では、同市の生産者、赤羽一樹さん(36)と小笠原秀樹さん(40)が講師を担当。管内で栽培している花の種類や生産方法、やりがいや苦労などの話に、児童らはメモを取りながら真剣に耳を傾けていた。授業を終えた赤羽さんは「熱心に聞いてくれて、うれしかった。花に親しんで、もっと身近に感じてほしい」と願いを込めた。